↓前回のストーリーはこちら
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頂上に滞在したのは、わずか20分くらいだろうか。
御来光を目指して頂上に集まった人々が一気に下山するのだから、その混雑ぶりは想像に易い。
先日うっかり出発が遅れてしまい、下山開始までに2時間も列に並んだというガイドさんは、とにかく下山を急かした。
「下山口が開くのを待てない」と、険しい登山道を途中まで降り、ようやく下山道に合流してからは
柔らかい土質に足を沈めながら、滑るように軽快に下っていく。

それにしてもヘルメットが似合わないが、高山病の恐れがない下山は余裕の表情
途中、ノースリーブ&短パン&サンダル&手ぶらという軽装の外国人達とすれ違いながら、富士登山が安全で素敵な思い出になりますようにと願う。
同じバスで到着した70代と思しき男性は、ガイドなしで単独登山したのだが
下山途中で怪我をしてしまい、救助の馬に乗って降りてきた。
途中ですれ違った物資を運ぶキャタピラも、救助に使われるとのこと。
(もちろん、費用は自己負担)


YouTubeに溢れる、いかにも不安を煽るようなサムネ動画は観ないようにしていたが、
やはり危険がないわけではない。
私たちは、「また登りたい(登ってもいい)ね」という感想を言い合っていたが、
富士登山は2度目の2人を含めた5人の女性グループは、ガイドなしで登頂に成功したものの「キツすぎて2度と登らない」とのこと。
他のガイド付きツアーの30人グループは、7合目の山小屋泊だったために朝の出発時間が私たちよりもかなり早く、その時点では風が強すぎたため、頂上アタックを断念したそうだ。
更に、7月は御来光を望める確率がなんと60%ほどだそうで、
(8月が80%で一番高い)
終わってみれば、この上ない素晴らしい富士登山であった。
長女と
「この先、これ以上の富士登山はありえへんな」
と、再チャレンジはしないであろうことを暗に確認しあう。
計画からの2週間
色々な体験をし
自分の弱さを知り
案外強いことも知りながら、
まもなく巣立つ長女と共に過ごす
濃密な時間を味わうことができた。
チャレンジは、
怖くて楽しくて
自分の器を広げてくれることを改めて知った。
長い長い冒険の旅にお付き合いくださって、ありがとうございました。
達成感と安心と温泉と、
帰りの運転を長女にお願いして名古屋で飲んだビールと手羽先は
最高でした✨
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