
「なんですか、それ?」と言われることが、増えてきたように思う。
そして、こちらから「もしかして、知らない⁈」と聞かない限り
曖昧な笑顔でやり過ごそうとしてくれる優しさを、
イマドキの若者(と言っても30代)は身につけている。
…「芸能人は歯が命」は、いつ頃の流行語だったのだろうか、と思考が逸れてしまった。
さて。
5月に「グラノーラバーをかじったら歯が欠けた」とアメリカにいる娘からLINEが届いた。
子供たちは誰も虫歯がなく、私自身も大人になるまで歯医者のお世話になったことがない。
虫歯に対する警戒心は薄く、
対処しなくちゃいけないなと思いながら
すっかり忘れていた。
8月に「夜中に歯が痛くて目が覚めた。歯医者に行っていい?」とLINEが届いた。
もちろんすぐに行くように、と伝えた。
結果、処置が必要な虫歯とのことで治療を受けたのだが、
なんと、治療費は
虫歯1本 36万円💧
加入している海外留学保険で10万円はカバーしてもらえることになったのだが、
それでも年末に一時帰国するために予約したJAL便の往復チケットよりも圧倒的に高い。
(アメリカ発の日本往復は安い)
そして、、、
1回目の治療後に届いた
「グラノーラ食べたら、また歯が欠けたんやけど」とのLINEには、さすがに青ざめた。
電話してみると、それは治療中の仮歯で、翌日には治療予定のものだった。
しかし、要治療の歯が、あと4本あるらしい。
「なんかさぁ、5月もグラノーラバーやったし、今回は、反対側の歯でめっちゃ細かく噛んでたはずやのに、またグラノーラでさぁ、私、グラノーラ食べたらあかんってことかなぁ?」
う〜む、、
不要な因果関係を結びつけるクセは付けないで欲しいけれど、
なんとか年末の帰国までは虫歯の進行を防いで欲しい。
「一旦、固いものはやめておこうか、、、」
やはり、
「困ったらお医者さんに行けば良い」という日本の大きな安心感は、健康管理に対する認識の甘さを生む。
社会貢献なんて大それたこと…と思うけれど、
健康でいるということは、ものすごく大きな社会貢献だ。
何年ぶりかの二日酔いの朝
心から、そう思う💧

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