〜私が世界を変えていく

  1. エッセイ

いつ、どれだけ、休む?

大阪の隠れ家すぎる薬膳鍋のお店。

7席しかない、小さな予約の取れない人気店。

常連さんが「予約は奇跡」と言う、稀有な嬉しい機会をいただいた。

この日は、腎機能に優しい薬膳鍋

たくさんの生薬が入った丸鶏のスープで、キノコを中心としたお野菜をいただく。

”お野菜をいただく”

という表現がふさわしい、とても滋味深いやさしいお味。

スープに塩は入っておらず、自分好みの味にできるよう、たくさんの調味料や薬味が用意されているのも嬉しいところ。

塩・ねり梅・柚子胡椒・おろし生姜・茗荷・ゆず・山椒の実・玉ねぎの皮・白黒ごま…

鶏つくねを加えたところで、ぐっとスープの旨味が増し、

そんな繊細なことに気付ける自分が嬉しかったりもした。

お店は基本的に月曜定休で

2月はお休み、とのこと。

その理由は、
「前月の1日が予約受付日なんですけど、2月分は1月1日になってしまうので」

えぇぇぇ!?

「それなら、1月だけは受付日を5日にするとか」

思わず言ってしまうと、

「そうすると、そのお問合せ対応がまた大変になるので…」

えぇぇぇぇ!?

「あと、夏休みなど、公立小学校と同じ日程です。」

ふむふむ、なるほどね
って!!
いやいや、
えぇぇぇぇぇぇぇ!?

「はい、8月はまるまるお休みです」

なんと、、、そんな商売の仕方があるのね💦

理由は、お店を始めた当時、オーナーのお子さんが小学生だったから。

いろんな考え方があるのだなぁ

誰のために
何のために
働くのか。

いつ
どれだけ
働き、休むのか。

休むことが下手な私は、
動けるだけ動きたい。
働けるだけ働きたい。
求められるだけ応えたい。

と考えて、時々疲弊してしまう。

味つけのない、旨味だけで美味しいスープを飲みながら、

自分にやさしく

って、どういうことだろうと考えた。

やさしいスープの威力は凄まじく、
この冬一番の冷え込みではないかと思う寒い夜にも関わらず、
腕まくりをするほど身体が温まる。

「エアコン付けてないんですけど、大丈夫ですか?」

と聞かれた”エアコン”は、クーラーという意味だった💦

やさしいって、強い

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