〜私が世界を変えていく

  1. エッセイ

私は間違いなく優等生

「優等生タイプ!」

いやいや、それはあなたでしょ。

目の前に座って「1日1杯」と決めている珈琲を愛おしそうに飲んでいるのは、女医さんだ。

あなたが優等生でなかったら、誰が優等生なの!?

と思ったのだが、

実は「できることとできないことが極端なのだ」と

今だから笑える、子供時代の悲しすぎる😭エピソードを披露してくれた。

そして、彼女はある時から

自分にできないことは全部諦めたのだと言う。

昨夜、生牡蠣を食べながら話した女性のご主人は

「プライドが人の邪魔をする」

と言って、いつも柔らかく在ってくれるのだそうだ。

素直に謝れない彼女の、小学生級のひどい言い訳😂を受け止め、その場の勝敗などには拘らない。

自分には極端にできないことがあるという女医さんは「だから、みんなすごいなーって思うの」と可愛い笑顔を見せる。

妻を言い負かすことに執念を燃やさず、殊更に正しさを主張したりもしない男性は、「プライドは邪魔だ」と言う。

自分など大した人間ではない
と、ちゃんと認めることができれば
そう在れるのだろうか。

女医さんの言う「優等生タイプ」とは「なんでもできる人」だそうで

確かに私は、大体のことは80点が取れるので、集団生活において能力不足に嘆くことのないまま、大人になった。

それは単に、自分の能力を大幅に超える集団に属さなかっただけなのだが

周りから「できる人」という評価を受け続け

私はいつしか、そうでない自分は認められなくなっていた。

私は優秀なのだ

ところが、80点が取れても100点は取れない私は、足りない20点を指摘されることを恐れてきた。

それを隠す有効な手段は、誰にも負けないことだ。

夫にですら対抗心を燃やしてきたのだが

そう言えば、彼も「優等生」タイプ

なるほど、彼も私に負けるわけにはいかないのだな。。。

しかし、このまま80点の優等生にしがみついていては、いつしか10,000点を叩き出すAIにひざまづくことになってしまう。

潔くマイナス20点を認め

私の80点など鼻クソな広々とした世界で、

周りの才能に頼り

そしてなによりも、

いつだって誰とだって、争わなくていい在り方を手に入れたい。

それがきっと

人間らしく心地よい生き方なのだと思う。

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