〜私が世界を変えていく

  1. 夫という生きもの

しょーーもない気づきに大興奮

「昨日、めっちゃイビキうるさかったで」

海外出張から帰宅し
興奮のためか、深夜まで眠れなかった私に向かって夫が言う。

「ほんまに、ケモノみたいやったで。女があれはあかんわ。」

・・・ムッとする。
ほんとーーーーに、ムッとする。

彼は、私をネガティブにする言葉選びの天才だ。

もう少しこちらを傷つけない言い方はできないものだろうか。

人生折り返しを過ぎた年齢になっても、

やはり女性としては、そんな風に言われるのは恥ずかしい。

デリカシーのない夫と生活している私は、

小さく傷ついたり
小さく腹を立てた時には

家庭内家出をする。

「ケモノのようないびき」とまで言われて
同じ部屋で寝ることなどできない。

早くに巣立った子供の空き部屋で
怒りと開放感を感じながら、一人で眠った。

翌朝、洗濯物を干しながら
なんだか腑に落ちないな、と考えた。

結婚生活20数年
何度も何度も強く願ってきた

「あんなひどい言い方をしないで欲しい」

というのは、どうも私の本当の願いではないような気がするのだ。

そして、気がついた。

私の本当の願いは、単に

「私を受け入れて欲しい」であり、

「時にはイビキがケモノな私であっても、受け入れて欲しい」である。

彼がどんな言葉で私を批評しようとも
そんなことはどうでもいい。

私を受け入れてくれているのなら、
それで良いのだ。

彼は、ひどい言葉を使ったけれど、

私を締め出した訳でも、拒否した訳でもなかった。

なんだ・・・
傷つかなくて良いんだ

そう思ったら、楽しくなってきた。

「ケモノのようなイビキ」と言われたところで

本当の望みが叶っているのなら、心を乱す必要がない。

なんたる軽やかさ

そして

なんたる図々しさ・・・

若い小娘には、きっと真似のできない
図々しさであり、軽やかさだろうなと思い

なんだか、ニヤリとしてしまう。

歳を重ねてどんどん元気に軽くなっていくのは、

人への期待を手放すことが

上手になるからかもしれないな。

今夜からまた、堂々と隣で寝てやろう。

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