まもなく夏休み
夏休みといえば家族旅行
家族旅行といえば、、、
いつも思い出すことがある。

中学生の頃、
父が突然
「みんなでハワイに行こう」
と、言い出した。
年間海外旅行者数は、現在の4分の1だった頃の話
ゴルフ以外に趣味はなく、
真面目で堅物の父の提案としては
あまりに唐突で、
私たち姉妹は面食らい、
あっさり断った。
中学生だった私にとって、
友達と遊ぶ方がよっぽど楽しくて
家族でハワイ行って何するんだ、、、
と、魅力を感じなかった。
その後、
大人になってこの話を思い出し、
連れて行ってもらおうと
「お父さん、
みんなでハワイに行くって話
あったよね♡」
と言ってみたが、、、
父はスネていた。本気でスネていた。
10年も前のことを根に持ち、
結局ハワイには
連れて行ってくれなかった。。

私は、父のことが大好きだった。
昔、家の廊下に貼ってあったポスターの
王貞治のストイックな風貌が、
父とそっくりだと思っていた。
社会的に立派で、
皆に尊敬され、
堅物だけど、
お茶目なところもある人だった。
両親を尊敬することは、
とても良いことで
そこに疑いの余地はない。
ただし、
本当は恨みに思っているのに、
それにフタをして、
さも
”尊敬していると思い込んでいる”
場合には、色々と厄介なことになる。
親のことを徹底的に否定し、自立の道を探る反抗期
思春期に、
”この親に頼っていてはダメだ”
と思うことによって、
”自分でなんとかしなくちゃいけない”
自分で自分の人生に責任を持つ
という方向に舵を切っていく。
『14歳の春に子供が反抗期を迎えたら、
それまでの自分の子育ては
正解だったと思って良い』
とも言う。

私には反抗期がなかった。
1つ上の姉の反抗期が激しくて、
親が可哀想で、反抗できなかった。
現在の私の
夫に対する感情や、
子供に対する感情の奥深くを
紐解いてみると、
親への(勝手な)恨みや、
悲しみがある。
今更、親を責める必要はないけれど、
実はあの時、悲しかった
と認めることは大切なことだ。
素直に、自分の気持ちを抱きしめてあげることは、大きな癒しになる。
私は、
両親は立派で
それに比べて自分はダメな人間だ
と、ずっと思っていた。
それは、一見
両親を尊敬する良い親子関係
のようで、実はとても苦しかった。
ずっと、自分を責めていて、
その苦しさから人を責めてしまっていた。
父がハワイに
連れて行ってくれなかったことは、
姉妹の笑い話になっている。
けれど、折に触れて思い出すとき、
なんとも言えない感情が湧いていた。
あ、私、悲しかったんだ
10年経っても許してくれないほどに
お父さんを怒らせてしまった
お父さんに責められている
と感じていたのだった。
そして、
そのことに悲しみ、
腹を立てていたんだ、と気づいた。
父もただの人間だった
そう気づくと、心が凪ぐのを感じた。
わたしも尊敬する人がずっと両親だったなあ。
両親を責める気持ち、1ミリもないと思ってたのに。
あるんだねえ。
ただの人間なんだもんね。素直に自分の気持ち、抱きしめてみます^ ^
あったよ…
自分に嘘をつかないでいると、自分のことが信じられて、それが自信なのかなぁって思う。
コメントありがとう!